熊本相続税申告相談プラザの
相続税申告に関する相談事例
熊本の方より相続税に関するご相談
2025年08月04日
相続税申告が必要なのか判断できません。税理士の先生教えてください。(熊本)
熊本に住む父が亡くなりました。父は自営業だったため遺産は土地や自宅、預貯金などがあります。概算では相続税申告が必要になりそうです。相続税申告について、自分なりに調べてみましたが専門用語ばかりでよく分かりません。相続税申告に基礎控除があることや申告期限があることは分かりましたが、どういった財産が相続税の対象となるのか、相続税申告に至るまでの手順等が分かりません。相続税申告について教えてください。(熊本)
相続税申告には課税の財産と非課税の財産があります。
まず、相続税申告を行うにあたり、必要になる相続手続きの流れを簡単にご説明いたします。
- 相続人の調査 …相続人の相続関係を証明するために必要になります。
- 相続財産の調査 …遺産分割をする前に相続財産を漏れのないよう調査します。
- 遺産分割協議 …相続人全員で遺産分割について話し合いをします。
- 相続税申告 …遺産総額が基礎控除の金額を超える場合、申告及び納付をします。
- 相続財産の名義変更…不動産や預貯金などの名義を相続人に変更します。
次に、相続税が課税される財産と非課税の財産について下記に一例を挙げましたのでご参考ください。
【課税対象の相続財産の例】
- 有価証券、預貯金
- 不動産(土地、家屋 、土地に有する権利)
- 事業用、農業用財産
- 家庭用財産
- 乗り物
- 構築物
- みなし相続財産
- 相続や遺贈により財産を取得した人が被相続人の死亡前※に受けた贈与
※令和6年1月1日以降の贈与から、持ち戻し期間が3年から7年へ徐々に延長され、最終的に7年分が持ち戻される改正が行われました。 - その他
【非課税の相続財産の例】
- 墓地・仏壇・仏具等の祭祀財産
- 国や地方公共団体、特定の公益法人に寄附した財産
- 心身障害者共済制度に基づいて支給される給付金を受ける権利
- 生命保険金(相続人が受取った生命保険金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税)
- 死亡退職金の一部(相続人が受取った退職金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税)
- その他
相続税申告が必要かどうかの判断について不安な方は相続税申告の専門家にご相談されることをおすすめいたします。熊本で相続税申告に関するご相談なら相続税に関する知識や経験が豊富な相続税の専門家である税理士が在籍する熊本相続税申告相談プラザにお問い合わせください。ご相談者様それぞれのご状況を伺ったうえで親身に対応をさせて頂きます。熊本近郊にお住まいの方で、相続税にご相談・お困り事のある方は、まずはお気軽に熊本相続税申告相談プラザの初回完全無料相談をご利用ください。